住友商、フィリピンのマニラ首都圏で鉄道を手掛けるLRMC社に出資

株式

2020/5/29 16:33

 住友商事<8053.T>は29日、フィリピンのマニラ首都圏における都市旅客鉄道Manila Light Rail Transit System(LRT1号線)の運営・保守事業を行うLight Rail Manila Corporation(LRMC社)の株式約19.2パーセントを間接的に取得し、出資参画したと発表した。

 今回の案件は、同社が東南アジアで初めて運営に参画する旅客鉄道事業となる。LRT1号線はマニラ首都圏をマニラ湾に沿って、ケソン市ルーズベルト駅からパサイ市バクララン駅までの約20キロメートルを南北に結ぶ路線。LRMC社は、急速に増加する交通需要に対応するため、15年に旅客鉄道事業に参画し、既存設備のリハビリ・改修、運行本数増加、路線延伸、他路線との接続向上に取り組んでいる。今後も、輸送能力の拡充を図っていくという。

 28日の終値は、前日比1円安の1298円。

提供:モーニングスター社

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