SMCが反発、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は6万1000円に引き上げ

株式

2020/6/1 16:39

 SMC<6273.T>が反発。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では5月29日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は5万9000円から6万1000円に引き上げている。

 同証券では、21年3月期以降の業績予想を下方修正するものの、妥当PERを引き上げ、あわせて目標株価を6万1000円に引き上げるとしている。自動化投資の拡大や市場シェア上昇により、構造的な業績成長が続くというシナリオに変更はないことから、成長株としての推奨を継続、高い競争力、成長性、利益率から高マルチプルも許容されると考えるとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期1487億円(前期比1.7%増、従来1798億円、会社側計画は920億円)、22年3月期1856億円(従来2043億円)、23年3月期2067億円と試算。(1)新興国通貨安の損益影響をよりネガティブに想定(2)新型コロナ流行で欧米の販売低迷を想定――を要因に下方修正されているものの、アジア・エレクトロニクス向けの販売が好調なことから、増益予想は継続するとしている。

 1日の終値は、前週末比1850円高の5万6220円。

提供:モーニングスター社

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