11日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、106円台後半でもみ合いか

為替

2020/6/11 8:44

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円50銭-107円50銭

 11日の東京外国為替市場でドル・円は、106円台後半でのもみ合いになるとみられる。

 きのうのFOMC(米連邦公開市場委員会)では、22年末までゼロ金利政策を継続する方針が示された。ただ、パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長が景気回復には時間がかかると慎重姿勢を示すと米長期金利が低下し、ドル・円は1ドル=107円を割り込んだ。

 きょう東京時間でも、前日の米国の流れを受け継ぎ、ドル・円は上値の重さが意識されそう。ただ、きのうの米国株式市場は主要3指数がまちまちだったものの、ハイテク株の多いナスダック総合指数が史上最高値を更新しており、きょうの日経平均株価がハイテク株主導で買い優勢となれば、ドル・円をサポートする可能性もある。

<主な経済指標・イベント>

国内:4-6月期景気予測調査

米国:5月PPI(生産者物価指数)、30年国債入札

その他:ブラジル市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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