米国株式市場:新型コロナの第2波を警戒、NYダウ大幅に3日続落、ナスダック5日ぶり急反落

株式

2020/6/12 7:46

 11日の米国株式は、NYダウが前日比1861.82ドル安の2万5128.17ドルと大幅に3日続落、ナスダック総合指数が同527.619ポイント安の9492.727ポイントと5日ぶりに急反落して取引を終了。出来高概算は、NY市場が13億2768万株、ナスダック市場が56億3683万株だった。NYダウの下げ幅は3月16日(2927.10ドル)以来の大きさで、下げ幅としては過去4番目。

 米ジョンズ・ホプキンス大学は、11日に米国の新型コロナウイルス感染者数が200万人を突破したと発表した。新型コロナウイルス感染症の第2波が警戒されたほか、急ピッチで株価が回復していたこともあり、利益確定売りに押され、NYダウは一時1900ドルを超える下げをみせる場面もあった。同指数採用の30銘柄はすべて下落し、ボーイング<BA>やダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>、IBM<IBM>が値下がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物9月限の円建て清算値は、11日の大阪取引所終値比670円安の2万1640円だった。

提供:モーニングスター社

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