三井物産、中国で野菜種子事業を手掛ける湖南湘研種業に出資

株式

2020/6/12 16:37

 三井物産<8031.T>は12日、中国最大の種子会社である隆平高科集団(隆平)の創業母体であり、同社の野菜種子事業の中核を担う湖南湘研種業(湘研)へ30.4%の出資を行うため11日に株式譲渡契約書などに調印したと発表した。

 同社では、今回の湘研への出資を通じ、これまでの開発技術における協業をより深め、長年野菜の品種改良に取り組んできた日本の種子会社と共同で設立したジャパン・ベジタブルシード(東京都千代田区)の高品質・高付加価値なキャベツ、キュウリ、パプリカといった野菜の種子を中国国内で開発・販売する。あわせて、ジャパン・ベジタブルシードの販売プラットホームを活用し、湘研のトウガラシ種子をアジアで開発・販売するという。

 12日の終値は、前日比12円安の1676.5円。

提供:モーニングスター社

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