第一三共、新型コロナウイルス感染症に対する遺伝子ワクチンの開発を決定

株式

2020/6/16 7:35

 第一三共<4568.T>は前週末12日、新型コロナウイルス感染症に対する遺伝子(mRNA)ワクチンの開発を決定したと発表した。

 同社によると、動物モデルを用いた試作mRNAワクチンの薬理評価で、新型コロナウイルスに対して抗体価が上昇している結果が得られたという。この結果を受け、同社では、同mRNAワクチンの開発を最優先プロジェクトの1つに位置づけ、供給体制の整備を図るとともに、21年3月頃の臨床試験開始を目指す。供給体制の整備においては、「新型インフルエンザワクチン開発・生産体制整備事業」の設備を用いる予定としている。

 15日の終値は、前週末比210円安の8622円。

提供:モーニングスター社

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