新光電工が3日続伸、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は1750円に引き上げ

株式

2020/6/17 16:31

 新光電気工業<6967.T>が3日続伸。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では16日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1650円から1750円に引き上げている。

 同証券では、6月12日公表の21年3月期ガイダンスの前提となる事業環境などを考慮し、業績予想を上方修正、あわせて目標株価を1750円に引き上げるとしている。エクイティストーリーは、次世代FC-PKG基板の拡大に伴う業績成長を挙げている。中期的な業績拡大局面に入ったと考え、「オーバーウエート」を継続するとしている。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期150億円(前期比4.6倍、従来124億円、会社側計画は107億円)、22年3月期180億円(従来166億円)、23年3月期240億円(同214億円)と試算。21年3月期は減価償却費を従来予想比で43億円積み増す一方、FC-BGA基板の増産効果をさらに69億円織り込んだ形となっている。22年3月期は減価償却費のさらなる増加とミックス改善効果の一巡でいったん増益ペースの鈍化を見込んでいる。23年3月期以降は、減価償却費増加が落ち着き、利益成長が加速すると予想している。

 17日の終値は、前日比31円高の1524円。

提供:モーニングスター社

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