みずほが続落、大和証は「2」・目標株価150円に引き上げ

株式

2020/6/18 16:08

 みずほフィナンシャルグループ<8411.T>が続落。大和証券では17日付で、投資判断を「3」(中立)から「2」(アウトパフォーム)に、目標株価を135円から150円に、それぞれ引き上げている。

 資本政策から判断し増配を含む株主還元強化の期待は短期的に乏しいものの、配当の実額維持の方針に鑑みれば、21年3月期予想配当利回りで5%となる150円程度への買い戻しは期待可能と考えたとコメント。2020年10月に株式統合を予定、過去の同様の株式統合事例からは、株式需給へのマイナス影響は大きくないことが見て取れるとしている。

 新型肺炎の影響がピークとなる21年3月期の連結純利益は銀行側計画3200億円から上振れとなる3400億円(前期比24%減、従来3600億円)と試算。足元まで国内・海外で大型破綻は見られず、特に第2位四半期中高い利益進ちょくを見込むとしている。22年3月期からは与信費用の減少が期待され、連結純利益は22年3月期3700億円(従来3950億円)、23年3月期4400億円と順調な増益が続く見通しとしている。

 18日の終値は、前日比0.8円安の136.5円。

提供:モーニングスター社

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