日経平均は75円程度高、買い先行後は戻り待ちの売りで上値は重いもよう=19日寄り付き

 19日午前9時24分すぎの日経平均株価は、前日比75円程度高い2万2430円前後で推移する。午前9時3分には、同164円50銭高の2万2519円96銭を付けている。きのう18日に下げ渋る動きをみせていたことや、時間外取引で米株価指数先物が上昇していることもあり、買い優勢でスタートした。ただ、買いが一巡した後は、戻り待ちの売りに押され、上値は重いもよう。現地18日の米国株式はNYダウが続落した一方、ナスダック総合指数は5日続伸するなど、まちまちだった。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は18日の大阪取引所終値比150円高の2万2350円。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株が上昇。中部電力<9502.T>、大阪ガス<9532.T>などの電気ガス株や、国際帝石<1605.T>の鉱業株も高い。オークマ<6103.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も堅調。キーエンス<6861.T>、ファナック<6954.T>などの電機株や、KDDI<9433.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も上げている。

 個別では、西松屋チェーン<7545.T>、DLE<3686.T>、ショーケース<3909.T>、Jリース<7187.T>、MSOL<7033.T>などが上昇。半面、ジューテック<3157.T>、古河電池<6937.T>、ハリマ化成G<4410.T>、テモナ<3985.T>、東海理化<6995.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時24分時点で、1ドル=106円台の後半(18日終値は1ドル=106円96-98銭)、1ユーロ=119円台の後半(同120円26-30銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

関連記事

  • 日ハムが続伸、大和証は「1」に格上げ

    株式

    2020/6/19 9:16

     日本ハムが続伸し、前日比3.3%高の4400円を付けた。大和証券が投資判断を引き上げた。 同証券は18日付で日ハムのレーティングを5段階中2位の「2」から最上位の「1」に見直した。食・・・…続き

  • JTOWERが反発、岩井コスモ証は新規「A」に

    株式

    2020/6/19 9:11

     JTOWERが反発し、前日比3.2%高の5720円を付けた。岩井コスモ証券が新規に5段階中最上位の「A」に格付けした。 同証券は18日付でJTOWERをカバレッジした。目標株価は7000円。スマート・・・…続き

マーケット情報

▲ページTOPへ