大盛工が急騰、株式新聞が「10万円で買える銘柄」と紹介

株式

2020/6/22 9:51

 大盛工業<1844.T>が続伸し、前週末比7.5%高の243円を付けた。株式新聞が22日付1面で、10万円で買える有力銘柄の1つに取り上げた。

 新型コロナウイルスの経済対策として国民1人に付き10万円を配布する「特別定額給付金」に関する一部のアンケート調査では、使い道を「投資資金」と答えた人が13%に上る。同紙はこれを受け、10万円内で購入できる銘柄を紹介している。

 大盛工については、好業績とテーマ性に注目した。同社の20年7月期第3四半期累計の営業利益は前年同期比27%増の4.8億円に拡大した。3月に増額修正した通期計画(5.0億円)をほぼ達成するなど業況は好調。受注高は同16%増の45.7億円となった。

 主力の地中工事は、下水道の老朽化対策や電柱地中化の推進が追い風になるほか、工事停滞のマイナス影響をもたらすとみられていた東京五輪は延期された。また、通信工事も手掛けていることから、5Gインフラの整備で恩恵を受ける可能性もあると同紙はみている。

 このほか、光学・電子材料のデクセリアルズ<4980.T>を取り上げた。

提供:モーニングスター社

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