古河電工、共同プロジェクトが総務省の「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」に採択

株式

2020/6/22 16:31

 古河電気工業<5801.T>は22日、同社が参画するプロジェクトが、総務省の委託事業である「令和2年度情報通信技術の研究開発に係る提案の公募」の「グローバル量子暗号通信網構築のための研究開発」に採択されたと発表した。

 今回の提案は、同社をはじめ東芝<6502.T>、NEC<6701.T>、三菱電機<6503.T>、浜松ホトニクス<6965.T>、東京大学、北海道大学、横浜国立大学、学習院大学、NICT(情報通信研究機構)、AIST(産業技術総合研究所)、物質・材料研究機構の12者が共同で行った。世界トップクラスの量子暗号通信技術をもつ企業・大学・研究機関が連携し、グローバル規模で量子暗号通信が可能なネットワークの実現に向けた研究開発を実施する。(1)量子通信・暗号リンク技術(2)トラステッドノード技術(3)量子中継技術および(4)広域ネットワーク構築・運用技術――の4つの技術課題があり、同社は量子中継技術を横浜国立大学などと共同で担当するという。

 22日の終値は、前週末比15円高の2744円。

提供:モーニングスター社

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