日経平均は205円程度高、買い先行後も堅調な動きが続く=23日寄り付き

 23日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比205円程度高い2万2640円前後で推移する。午前9時21分には、同237円88銭高の2万2675円15銭を付けている。きのう22日に底堅く推移していたことや、現地22日の米国株式市場で、NYダウが4日ぶりに反発し、ナスダック総合指数が7日続伸して、10日に付けた史上最高値(1万0020.346ポイント)を更新するなど、堅調な動きだったことから、買いが先行した。その後も、堅調な動きが続いている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、米国株高を背景に22日の大阪取引所終値比230円高の2万2550円だった。

 業種別では、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、三菱倉<9301.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株が上昇。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も高い。浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株や、NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も上げている。

 個別では、京都友禅<7615.T>、クロスマーケ<3675.T>、ランド<8918.T>、フィックスターズ<3687.T>、リケン<6462.T>などが上昇。半面、ツルハHD<3391.T>、MSOL<7033.T>、ソラスト<6197.T>、アイモバイル<6535.T>、ワッツ<2735.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=106円台の後半(22日終値は1ドル=106円96-97銭)、1ユーロ=120円台の半ば(同119円90-94銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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