日経平均は160円程度安、売り先行後は下げ渋る動きに=25日寄り付き

 25日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前日比160円程度安い2万2373円前後で推移する。午前9時2分には、同287円54銭安の2万2246円78銭を付けている。きのう24日は方向感に乏しい展開となっていたが、現地24日の欧米株式が反落した動きを受け、売りが優勢でスタート。ただ、その後は、押し目を拾う動きが出ているもようで、下げ渋る動きとなったようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は24日の大阪取引所終値比235円安の2万2225円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株が下落。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も安い。国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、AGC<5201.T>、ガイシ<5333.T>などのガラス土石株も軟調。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も下げている。

 個別では、アイオーデータ<6916.T>、HIS<9603.T>、三井E&SH<7003.T>、YACHD<6298.T>、クロスキャット<2307.T>などが下落。半面、カナミックN<3939.T>、日本トリム<6788.T>、井筒屋<8260.T>、富士通ゼネラル<6755.T>、オリンパス<7733.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=107円台の前半(24日終値は1ドル=106円59-61銭)、1ユーロ=120円台の半ば(同120円43-47銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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