明治HD、グループ会社がアストラゼネカと新型コロナワクチンの国内安定供給に向けた協議で合意

株式

2020/6/29 16:03

 明治ホールディングス<2269.T>は前週末26日、グループのMeiji SeikaファルマとKMバイオロジクスが、アストラゼネカ(大阪府大阪市)が日本へ導入予定の新型コロナウイルスワクチンについて、国内安定供給に向けた協議を進めることで合意したと発表した。

 具体的には、KMバイオロジクスがアストラゼネカから原液の提供を受けて製剤化(バイアル充填・包装)した後、Meiji Seikaファルマが保管・配送を行い、両社がアストラゼネカと協力して国内流通に必要な準備を行う予定。Meiji SeikaファルマとKMバイオロジクスは、新型インフルエンザの流行に備えKMバイオロジクスが既に保有している5700万人分のワクチン製剤化設備とMeiji Seikaファルマのワクチン流通・供給スキームに加え、長年の開発を通じて培ってきた技術を有効活用する。

 29日の終値は、前週末比150円高の8530円。

提供:モーニングスター社

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