新日本電工、高性能二酸化バナジウム系潜熱蓄熱材料が衛星用電源温度安定化デバイスに採用

株式

2024/6/26 15:42

 新日本電工<5563.T>は25日、同社の高性能二酸化バナジウム(VO2)系潜熱蓄熱材料が、関西大学のグループが開発した超小型人工衛星「DENDEN-01」の衛星用電源温度安定化デバイスに採用されたと発表した。

 同社と関西大学は共同で、宇宙環境の厳しい温度変化に対応できる二酸化バナジウム系潜熱蓄熱材料を開発。この材料は蓄熱および放熱機能を持ち、転移温度や転移応答性を最適化することで高性能を発揮するという。この人工衛星用電源温度安定化デバイスは、関西大学の山縣准教授らのグループが共同開発した「DENDEN-01」に搭載され、実際の宇宙空間で実証実験が行われる計画。

 26日の終値は、前日比変わらずの298円。

提供:ウエルスアドバイザー社

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