東ソーが反発、岡三証は「強気」継続、目標株価は1700円に引き上げ

株式

2020/6/30 16:35

 東ソー<4042.T>が反発。岡三証券では29日付で、投資判断「強気」を継続、目標株価は1600円から1700円に引き上げている。

 短期的には厳しい業背見通しだが、それに耐えることができる健全な財務体質を構築している点を評価しているとコメント。また、会社側は株主還元にも積極的で自己株式の取得を決定しているほか、21年3月期の1株当たり配当金は56円を維持する計画である点にも注目している。中長期的にジルコニア粉末、分離精製剤、石英ガラス、ハイシリカゼオライトなどのスペシャルティー製品群が連結業績をけん引するという見方に変更はないともしている。

 同証券では、業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期550億円(前期比32.6%減、従来770億円、会社側計画は非開示)、22年3月期700億円(従来900億円)、23年3月期800億円と試算している。

 30日の終値は、前日比39円高の1470円。

提供:モーニングスター社

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