7月1日の東京株式市場見通し=堅調な展開か

国内市況

株式

2020/7/1 7:47

 予想レンジ:2万2200円-2万2400円(6月30日終値2万2288円14銭)

 7月1日の東京株式は、堅調な展開か。きのう6月30日のしっかりした動きや、現地同30日の米国株式が続伸した動きを受け、買い優勢のスタートとなりそう。ただ、買い手掛かり難が続くなか、上値には戻り待ちの売りが控えているとみられ、伸び悩む場面も想定される。消去法的に、値動きの軽い中小型株への物色が中心になりそうだ。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の後半(6月30日終値は107円72-73銭)、ユーロ・円が1ユーロ=121円台の前半(同120円89-93銭)と円安方向に振れていることも意識されるとみられる。6月30日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、キリンHD<2503.T>、武田薬<4502.T>、ソニー<6758.T>などが、同30日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同30日の大阪取引所終値比15円高の2万2285円だった。(高橋克己)

 7月1日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 6月調査日銀短観

・14:00 6月自動車販売台数、6月消費動向調査

・路線価(国税庁)

・全国でレジ袋有料化開始

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国6月財新製造業PMI

・21:15 米6月ADP雇用統計

・23:00 米5月建設支出、米6月ISM製造業景況指数

・ロシア、憲法改正をめぐる国民投票を実施

・EU、域内への渡航制限を段階的に解除へ

・米、メキシコ、カナダが新たな貿易の枠組「USMCA」(新NATFA)協定発効

・カナダ、香港市場休場

・決算発表=メーシーズ<M>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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