7月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、底堅い展開か

為替

2020/7/1 8:31

ドル・円予想レンジ:1ドル=107円50銭-108円50銭

 7月1日の東京外国為替市場で、ドル・円は底堅い展開とみる。海外時間のドル高の流れを引き継ぎ、ドル・円は1ドル=108円の攻防が予想される。米国における新型コロナウイルス感染の再拡大は懸念材料だが、前日に上抜いた75日移動平均線などが意識されれば下値は限られそうだ。一方、108円ちょうどはこれまでも上値メドとして意識されてきた水準でもある。前日はドル・円の上昇にやや勢いもあったが、期末要因によるところも大きい。米中問題など潜在的なリスクも少なくなく、108円台で定着できなければ売りが強まる可能性がある。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀短観(6月調査)

アジア:中国6月財新メディア製造業PMI(購買担当者景気指数)

欧州:独5月小売売上高

北米:米6月ADP雇用統計、米6月ISM製造業景気指数、6月開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨

その他:ブラジル6月貿易収支、香港やカナダが休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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