<米国株情報>ボーイング、「737MAX」の試験飛行を開始

株式

2020/7/1 10:23

 航空・宇宙大手ボーイング<BA>は6月29日、相次ぐ墜落事故を受けて運航が禁止されている「737MAX」の安全性を確認するための再認証試験飛行を開始した。

 試験飛行はボーイングとFAA(米連邦航空局)のパイロットとエンジニアの合同チームによって行われた。ワシントン州シアトルのキング・カウンティ国際空港を離陸し、2時間後にモーゼス・レイク空港に着陸。その後、再び、シアトルの空港に戻るという飛行ルートだ。

 試験飛行は3日間にわたって実施され、飛行中、問題となった飛行制御システムのソフトの修正状況を確認する。試験飛行後、安全評価の解析作業が数週間かかるうえ、FAAからパイロット向け訓練プログラムの認可取得にも時間を要するため、商業運航の再開は秋の遅い時期になる見通しだ。

 一方、同社ボーイングのデビッド・カルホーンCEO(最高経営責任者)は、第3四半期(7-9月)から737MAXの納入を再開したい考えを示している。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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