キユーピーが急落、通期の業績予想を下方修正

株式

2020/7/3 14:29

 キユーピー<2809.T>が急落。2日引け後の決算発表で、21年11月期通期の連結業績予想を下方修正したことが嫌気された様子。株価は前日比133円安の1908円まで値を下げている。

 20年11月期上期(19年12月-20年5月)は、売上高2630億5700万円(前年同期比2.2%減)、営業利益111億9400万円(同30.4%減)。「サラダ・惣菜」は営業利益を16億6200万円(同42.8%増)に伸ばしたが、新型コロナウイルス感染症の影響による業務用商品の需要低迷により、「タマゴ」が営業利益10億7500万円(同73.3%減)、「調理・調味料」が営業利益91億5300万円(同15.3%減)にとどまり、全体の重しとなった。

 これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の5400億円から5300億円(前期比2.9%減)に、営業利益を300億円から240億円(同25.1%減)にそれぞれ引き下げている。

 午後2時26分現在の株価は120円安の1921円。

提供:モーニングスター社

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