日経平均は105円程度高、買い先行後もしっかりした動きが続く=6日寄り付き

 6日午前9時25分すぎの日経平均株価は、前週末比105円程度高い2万2410円前後で推移する。午前9時9分には、同133円66銭高の2万2440円14銭を付けている。前週末3日に下げ渋る動きがみられたことから買い優勢でスタート。現地3日の欧州株式が下落した影響は限られたようだ。為替市場で円がドルやユーロに対して、やや円安方向に振れていることも支えのもよう。大阪取引所のナイトセッションでは、3日の終値比100円安の2万2180円だった。現地3日の米国株式市場は、4日の独立記念日の振り替え休日で休場。

 業種別では、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株が上昇。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も高い。7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株や、NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株も堅調。コマツ<6301.T>、ダイキン<6367.T>などの機械株や、三井物産<8031.T>、三菱商<8058.T>などの卸売株も上げている。

 個別では、ネクステージ<3186.T>、富士PS<1848.T>、土木管理<6171.T>、ペッパー<3053.T>、テモナ<3985.T>などが上昇。半面、エスプール<2471.T>、ランド<8918.T>、ミタチ産業<3321.T>、KeePer<6036.T>、Eギャランテ<8771.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時25分時点で、1ドル=107円台の半ば(前週末3日終値は1ドル=107円48-49銭)、1ユーロ=121円台の前半(同120円75-79銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ