日経平均は35円程度高、買い先行後は上値の重い動き=9日寄り付き
9日午前9時23分すぎの日経平均株価は、前日比35円程度高い2万2475円前後で推移する。午前9時3分には、同82円94銭高の2万2521円59銭を付けている。連日で弱い動きとなっていた反動や、現地8日の米国株式が反発し、ナスダック総合指数が2日ぶりに史上最高値を更新した動きなどから、買い優勢となったようだ。ただ、一時下げに転じる場面がみられるなど、上値は重いようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は8日の大阪取引所終値比125円高の2万2495円だった。
業種別では、NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株が上昇。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株や、ブリヂス<5108.T>、オカモト<5122.T>などのゴム製品株も高い。三井倉HD<9302.T>、上組<9364.T>などの倉庫運輸株や、三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株も堅調。東精密<7729.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、ローソン<2651.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株も上げている。
個別では、ベル24HD<6183.T>、4CHD<8008.T>、トランスコス<9715.T>、カカクコム<2371.T>、アセンテック<3565.T>などが上昇。半面、イオンFS<8570.T>、DLE<3686.T>、ペッパー<3053.T>、保土谷化学<4112.T>、TBASE<3415.T>などが下落している。
東京外国為替市場は午前9時23分時点で、1ドル=107円台の前半(8日終値は1ドル=107円47-49銭)、1ユーロ=121円台の半ば(同121円31-35銭)で取引されている。
提供:モーニングスター社
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