明日の日本株の読み筋=一進一退の展開か、方向感決める材料に乏しい
あす15日の東京株式市場は、一進一退の展開か。新型コロナウイルスの感染拡大への警戒感はくすぶり、その動向は引き続き注視する必要があるが、目先的には方向感を決定付ける材料に乏しい。15日は日銀金融政策決定会合の結果待ちとなるが、「ノーサプライズ」(準大手証券)との見方が多い。翌16日には、中国で4-6月期GDP(国内総生産)をはじめ、6月の工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資など重要経済指標が相次いで発表されるため、その内容を見極めたいとして、様子見気分に傾く可能性がある。市場では、「国内決算を控えてやりづらい面もある」(中堅証券)との声も聞かれた。
14日後場の日経平均株価は反落し、2万2587円(前日比197円安)引け。朝方は、13日の米国株式市場でNYダウが急騰後に失速し、ナスダック総合指数が下落した流れを受け、売りが先行した。米カリフォルニア州で、新型コロナウイルスの感染拡大を受け州全域でレストランの屋内営業などを再び禁止し、懸念要因となった。日経平均は前日大幅反発(493円高)した反動で利益確定売りが出やすかった。中国・上海総合指数の下げも重しとなり、株価指数先物売りを交えて軟調に推移し、下げ幅は一時240円を超えた。一部では、「新型コロナの感染が拡大しても下ブレることなく、レンジ内でのもみ合いが続いている。上値は重いが、下値ではマネーが入ってくるということだ」(準大手証券)との読みもあった。
提供:モーニングスター社
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