米国株式市場:新型コロナワクチン開発への期待感、NYダウ4日続伸、ナスダックも続伸

株式

2020/7/16 7:46

 15日の米国株式は、NYダウが前日比227.51ドル高の2万6870.10ドルと4日続伸、ナスダック総合指数が同61.915ポイント高の1万550.492ポイントと続伸して取引を終了。出来高概算は、NY市場が9億5085万株、ナスダック市場が46億3059万株だった。

 14日の通常取引終了後、米バイオ医薬のモデルナ<MRNA>が、開発中の新型コロナウイルスワクチンに関し、第1相試験の参加者全員が抗体を獲得したことを確認したと発表。ワクチン開発の進展から、早期の経済の立ち直りにつながるとの期待感が強まった。NYダウは一時420ドルを超える上昇をみせ、取引時間中としては6月10日以来となる2万7000ドル台に乗せる場面もあった。同採用の銘柄では、ボーイング<BA>やレイセオン・テクノロジーズ(旧ユナイテッド・テクノロジーズ)<RTX>、アメリカン・エキスプレス<AXP>などが、値上がり率の上位に入っている。

 シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比60円安の2万2890円だった。

提供:モーニングスター社

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