16日の東京株式市場見通し=堅調な展開か

国内市況

株式

2020/7/16 7:47

 予想レンジ:2万2700円-2万3100円(15日終値2万2945円50銭)

 16日の東京株式は、堅調な展開か。きのう15日に大幅高となった反動が警戒されるものの、現地15日の欧米株式が上昇した動きを支えに、日経平均株価は心理的なフシ目の2万3000円を意識する場面もありそうだ。ただ、日本時間の午前11時には中国の4-6月期GDP(国内総生産)をはじめ、6月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資が発表される。米中対立が警戒されるなか、各指標の内容を確認したいとして、手控えムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の後半(15日終値は107円01-02銭)、ユーロ・円が1ユーロ=122円前後(同122円34-38銭)とやや円高方向にある。

 15日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、武田薬<4502.T>、ソニー<6758.T>、JAL<9201.T>などが、15日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所終値比60円安の2万2890円だった。(高橋克己)

 16日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

【海外】(時間は日本時間)

・11:00 中国4-6月期GDP、中国6月工業生産・小売売上高・都市部固定資産投資

・21:30 米6月小売売上高、米7月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、週間の新規失業保険申請件数

・23:00 米5月企業在庫、米7月NAHB住宅市場指数

・インドネシア中銀政策金利発表

・韓国中銀政策金利発表

・ECB定例理事会(ラガルド総裁会見)

・決算発表=バンク・オブ・アメリカ<BAC>、ジョンソン・エンド・ジョンソン<JNJ>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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