清水建設、国内外のベンチャー企業やベンチャーファンドを対象に100億円を上限とする出資枠を設定

株式

2020/7/17 16:49

 清水建設<1803.T>は17日、R&Dの強化ならびに事業領域の拡大に向け、国内外のベンチャー企業やベンチャーファンドを対象に100億円を上限とする出資枠を設定したと発表した。

 出資枠の設定は、昨年策定した中期経営計画(19-23年)の重点戦略「次世代の建設技術や地球規模の課題解決型新規事業への投資」に基づくもの。主に技術開発・事業化段階(アーリーステージ)のベンチャー企業、あるいはベンチャーファンドに出資することで、将来性のあるベンチャー企業との協業、オープンイノベーションによる建設ICT技術・ロボット・AIなどの先端技術の導入、新規事業領域のビジネスモデルの構築、当該企業との技術提携・業務提携などを目指すという。第1弾の出資先は、高性能無線通信技術の開発ベンチャーのPicoCELA(東京都中央区)で、近く出資を行うとしている。

 17日の終値は、前日比2円安の866円。

提供:モーニングスター社

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