<米国株情報>ネットフリックスは急落、新規契約者数の保守的な見通しを嫌気

株式

2020/7/20 10:23

 映像配信大手ネットフリックス<NFLX>は17日、6.52%安の492.99ドルと急反落した。16日引け後に20年12月期第2四半期(4-6月)の決算と同時に開示した第3四半期における新規契約者数の保守的な見通しが嫌気された。

 第2四半期の売上高は前年比25%増の61億5000万ドル、純利益は同2.7倍の7億2000万ドル、希薄化後1株当たり利益(EPS)は2.7倍の1.59ドル(前年は0.60ドル)と大幅な増収増益を達成した。

 新型コロナウイルス感染症の拡大により人々が自宅で過ごす機会が増え、全世界の新規の有料視聴契約者数の伸びが1010万人の純増と、会社予想の821万人や市場予想の826万人を大幅に上回り、2期連続で1000万人を突破した。この結果、6月末時点の全世界の有料視聴契約者数は前年比27%増の1億9295万人となった。

 第3四半期(7-9月)の業績については、売上高を前年比21%増の63億3000万ドル、EPSを同42%増の2.09ドルと予想。ロックダウン(都市封鎖)解除により新規視聴契約者数が前年比63%減の250万人に落ち込むとみており、市場予想の527万-540万人を下回った。

 同社はテッド・サランドスCTO(最高コンテンツ責任者)を、創業者のリード・ヘイスティングスCEO(最高経営責任者)と並ぶ共同CEOに昇格したことを明らかにした。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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