窪田製薬、遠隔医療眼科網膜モニタリング機器「PBOS」の量産試作機が完成

株式

2020/7/21 7:37

 窪田製薬ホールディングス<4596.T>は前週末17日、同社100%子会社の米クボタビジョン・インク(ワシントン州)が開発する遠隔医療眼科網膜モニタリング機器「PBOS」(Patient Based Ophthalmology Suite)の量産型試作機(初期型)が完成したと発表した。

 同社が開発する「PBOS」は、必要最小限の機能に絞ることで超小型化・軽量化し、またネットワーク機能を持たせることで患者自身が自宅で網膜の状態を検査する遠隔医療の実現を目指す。開発については、18年に米国で実施した臨床試験において良好な結果が得られたことから量産型試作機の開発に着手。この度、初期型の量産型試作機が完成した。今後は、さらなる機能改善のため、ソフトウエア改良を行っていくという。

 20日の終値は、前週末比14円高の302円。

提供:モーニングスター社

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