アルインコが急落、第1四半期は2ケタの減収減益

株式

2020/7/21 13:52

 アルインコ<5933.T>が急落。20日引け後の決算発表で、21年3月期第1四半期(20年3月21日-6月20日)の連結業績が2ケタの減収・減益となったことが嫌気された様子。株価は前日比58円安の902円まで値を下げている。

 21年3月期第1四半期は、売上高121億800万円(前年同期比11.5%減)、経常利益7億3800万円(同12.7%減)。巣ごもり消費のニーズから電動ウォーカーやバイクなどフィットネス機器の月間売上が過去最高となるなど、「住宅機器関連事業」は経常利益2億2700万円(同3.6倍)と好調に推移したが、「建設機材関連事業」が経常利益2億4600万円(同62.1%減)にとどまり全体の重しに。同事業では、高速道路補修工事向けの「SKパネル」は好調に推移したが、その他のジャンルの製品は主な販売先である仮設機材レンタル会社が今後の建設市場の動向を様子見する中、総じて低調に推移した。

 午後1時49分現在の株価は44円安の916円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ