日経平均は360円安、業種別値下がり率上位はゴム製品、パルプ紙、金属製品など

国内市況

株式

2020/7/31 10:08

 31日午前10時時点の日経平均株価は前日比360円56銭安の2万1978円67銭。取引時間中での2万2000円割れは6月29日以来1カ月ぶり。朝方は、売りが先行した。米4-6月期GDP(国内総生産)速報値が過去最大の減少幅を記録し、米景気の先行きが懸念された。30日の欧州株式やNYダウの下落に円高・ドル安も重しとなり、下げ幅を拡大し、軟調に推移している。日本時間午10時に発表された中国7月製造業PMI(購買担当者景気指数)は51.1(前月比0.2ポイント上昇)と市場予想の50.7を上回ったが、直後の反応は鈍かった。

 東証1部の騰落銘柄数は値上がり199、値下がり1924。東証業種別株価指数では全33業種中、業種が下落している。値下がり率上位業種は、ゴム製品、パルプ紙、金属製品など。値上がりは1業種で、電気ガス。

午前10時ごろの値上がり率上位銘柄(東証1部)

・ブラス<2424.T>

・SMS<2175.T>

・タケエイ<2151.T>

・味の素<2802.T>

・富士電機<6504.T>

午前10時ごろの値下がり率上位銘柄(東証1部)

・Eギャランテ<8771.T>

・アドバンテスト<6857.T>

・電算システム<3630.T>

・DTS<9682.T>

・ソフトブレーン<4779.T>

提供:モーニングスター社

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