味の素が急騰、21年3月期の連結業績予想を上方修正

株式

2020/7/31 10:25

 味の素<2802.T>が急騰し、一時206円高の1916円を付けている。30日引け後、21年3月期の連結業績予想(IFRS)を上方修正し、好感された。

 21年3月期業績予想で、売上高を1兆480億円から1兆570億円(前期比3.9%減)に引き上げ、事業利益を780億円から900億円(同9.3%減)に減益幅が縮小する見込み。売上高は、北米での冷凍食品の販売が従来予想を上回ることを見込む。利益面では、調味料・食品事業で、北米での冷凍食品の販売増やプロダクトミックスなどによる採算性向上、経費の削減なども寄与する。

 21年3月期第1四半期(20年4-6月)決算は、売上高が2479億2700万円(前年同期比6.0%減)、事業利益338億1900万円(同22.5%増)だった。

 午前10時24分時点の株価は、前日比185円高の1895円。

提供:モーニングスター社

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