TDKが続伸、21年3月期第1四半期の営業利益は市場予想平均を上回る

株式

2020/7/31 16:37

 TDK<6762.T>が続伸し、一時1220円高の1万2030円を付けた。30日引け後、21年3月期第1四半期(20年4-6月)の連結決算(米国会計基準)を発表。営業利益が市場予想平均を上回り、好感された。

 第1四半期決算は、売上高が3093億9300万円(前年同期比8.1%減)、営業利益184億4000万円(同26.2%減)だった。営業利益の市場予想平均は62億円程度だった。セラミックコンデンサは、ICT市場向けが増加したものの、自動車市場および産業機器向けが減少。センサ応用品も自動車市場向けの販売が振るわなかった。一方、エナジー応用製品では、エナジーデバイス(二次電池)が、ICT市場および産業機器市場向け販売が大幅に増加した。

 21年3月期業績予想は、売上高1兆2900億円(前期比5.4%減)、営業利益700億円(同28.5%減)を据え置いている。

 31日の終値は、前日比870円高の1万1680円。

提供:モーニングスター社

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