8月3日の東京株式市場見通し=反発後は上値の重い展開か

国内市況

株式

2020/8/3 7:49

 予想レンジ:2万1700円-2万2000円(7月31日終値2万1710円00銭)

 8月3日の東京株式は反発後、上値の重い展開となりそう。前週末7月31日に大幅下落した反動や、前週末の米国株式が上昇した動きから、買い先行スタートが見込まれる。為替相場は、ドル・円が1ドル=105円台の後半(前週末7月31日終値は104円44-46銭)、ユーロ・円が1ユーロ=124円台の半ば(同124円02-06銭)と円安に振れていることから、輸出関連銘柄を中心に買い戻しの動きが強まることも想定される。ただ、戻り待ちの売りが控えていることが見込まれ、停滞商状となる場面もありそう。前週末7月31日のADR(米国預託証券)は円換算値で、ZHD<4689.T>、武田薬<4502.T>、KDDI<9433.T>などが、同31日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同31日の大阪取引所終値比160円高の2万1920円だった。(高橋克己)

 8月3日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 1-3月GDP(改定値)

・14:00 7月新車・軽自動車販売台数

・決算発表=キッコマン<2801.T>、エーザイ<4523.T>、三菱重<7011.T>、スズキ<7269.T>、NTTドコモ<9437.T>

・IPO(新規上場)=モダリス<4883.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国財新製造業PMI

・23:00 米7月ISM製造業景況指数、米6月建設支出

・カナダ市場休場

・決算発表=AIG<AIG>、タイソン・フーズ<TSN>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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