12日の債券市場見通し=軟調地合いか

債券

2020/8/12 8:25

予想レンジ:債券先物中心限月(20年9月限)151.75円-151.95円、長期国債利回り0.030%-0.035%

 12日の債券市場は、軟調地合い。

 前日の独米国債は下落。独経済指標が市場予想を実績を大きく上回ったうえ、ロシア政府が新型コロナ感染症のワクチンを認可したと発表したことも加わり、世界経済の早期回復期待が拡大し、債券に売りが出た。

 国内市場では、軟調地合いが継続中で、きょうも売り優勢の展開となりそうだ。「日銀・短期国債買い入れオペで、買い入れ額が3兆円以上に戻らなければ、中期国債の地合いの悪さは続くだろう」

(銀行系証券)という。

提供:モーニングスター社

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