明日の日本株の読み筋=堅調な展開が続きそう

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2020/8/13 17:40

 14日の東京株式市場は、堅調な展開が続きそうだ。きのう12日に日経平均株価は、5日移動平均線と25日移動平均線とのミニゴールデンクロスを形成。13日には上放れの動きを見せたこともあり、週末要因が懸念されるものの、しっかりした動きが期待される。市場では「戻りを試した6月8日の2万3178円10銭を上抜いたことで、上昇志向が強まりそうだ」(中堅証券)との見方があった。また、「足元でグロース系銘柄が調整入りした後、バリュー系銘柄に出遅れ修正の動きが見られるなど、グロース系とバリュー系との間を交互物色する展開が期待される」(他の中堅証券)との声も聞かれた。

 13日の日経平均株価は、前日比405円65銭高の2万3249円61銭と大幅に3日続伸した。終値ベースでは2月21日(2万3386円74銭)以来の水準に上昇した。戻り待ちやポジション調整の売りなどで、引けにかけてやや伸び悩む格好となったが、総じて堅調に推移した。

提供:モーニングスター社

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