<米国株情報>バークシャー、バリック・ゴールドに新規投資―金融・航空の持ち株売却

株式

2020/8/17 10:37

 著名投資家ウォーレン・バフェット氏が率いる投資会社バークシャー・ハサウェイ<BRK.B>は14日、20年12月期第2四半期(4-6月)に金融大手ウェルズ・ファーゴ<WFC>や同業大手JPモルガン・チェース<JPM>などの持ち株を売却した一方で、金の国際相場の急伸を受けてカナダ金鉱山大手バリック・ゴールド<GOLD>の株式を新規に取得したことを明らかにした。

 大手金融機関の持ち株売却は、新型コロナウイルス感染症の拡大による業績への悪影響を抑制するため。ウェルズ・ファーゴについては保有株のうち約25%に相当する8560万株を、JPモルガンは保有株のうち約6割に相当する3550万株を売却し、保有比率はウェルズ・ファーゴが5.3%から約3%、JPモルガンが3%から1%に縮小した。一方、バリック・ゴールドについては約2100万株を新規に取得し、持ち株比率を0.3%とした。

 このほか、金融大手PNCフィナンシャル・サービシズ<PNC>の持ち株のうち、385万株を売却し、持ち株比率は0.5%から0.3%に低下。証券大手ゴールドマン・サックス<GS>や石油大手オキシデンタル・ペトロリアム<OXY>、アメリカン航空とデルタ航空<DAL>、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス<UAL>、サウスウエスト航空<LUV>の航空4社の持ち株のすべてを売却した。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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