富士通、東北大学や東京大学、川崎市と新型コロナウイルス禍での自然災害を想定した避難所運営の実証実験

株式

2020/8/26 7:35

 富士通<6702.T>は24日、東北大学災害科学国際研究所および東京大学地震研究所、川崎市と、新型コロナウイルス禍での自然災害を想定した避難所運営の実証実験を、8月31日に川崎市川崎区で実施すると発表した。

 4者は実証実験に向け、事前に実験に合わせて開発した、避難者の中に新型コロナウイルス感染者がいると仮定した上で人の流れの違いによって異なる感染リスクを、感染を考慮した人流シミュレーション技術で可視化し、より適切な避難所運営計画を検討する。実証実験当日は、避難所付近に設置したカメラ映像から避難者の数や属性などの情報を富士通のAI(人工知能)画像解析ソリューションで自動収集し、避難所の混雑状況を把握。計測された情報はリアルタイムに災害対策本部に転送され、3密リスク低減に向けた早期の適切な対応を可能にするという。

 25日の終値は、前日比145円安の1万4085円。

提供:モーニングスター社

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