28日の東京外国為替市場見通し=ジャクソンホール会議通過、ドル・円の上げは限定的か

為替

2020/8/28 8:42

ドル・円予想レンジ:1ドル=106円10銭-107円10銭

 28日の東京外国為替市場でドル・円は、ややドル買い・円売りが強まりそうだ。

 きのうの米国時間、カンザスシティー連銀主催の国際経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でパウエルFRB(米連邦準備施制度理事会)議長が講演し、当面の間は2%を上回る物価上昇率となることを容認する考えを明らかにした。これを受けて米長期金利が上昇する展開となり、ドル・円も上昇。1ドル=106円台後半での推移となっている。

 きょう東京時間も、きのうのドル買い・円売りの流れを受け継ぐとみられる。ただ、注目のジャクソンホール会議通過でいったん材料出尽くしの感もあり、ドル・円も107円に近づくに従い上値の重い展開になるとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:特になし

米国:7月個人所得・個人支出

その他:特になし

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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