日経平均は95円程度安、米国株安で売り先行後も弱含みで推移=7日寄り付き

 7日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比95円程度安い2万3110円前後で推移する。午前9時15分には。同118円54銭安の2万3086円89銭を付けている。前週末4日は、下げ渋りの動きをみせていたものの、現地4日の米国株式市場で、NYダウ、ナスダック総合指数がともに続落した動きを受け、売りが先行した。その後も、手がかり材料難のなか、弱含みで推移している。前週末4日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同4日の大阪取引所終値比5円高の2万3175円だった。

 業種別では、NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株が下落。アサヒ<2502.T>、JT<2914.T>などの食料品株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株も安い。信越化<4063.T>、花王<4452.T>などの化学株や、DeNA<2432.T>、リクルートHD<6098.T>などのサービス株も軟調。ニコン<7731.T>、HOYA<7741.T>などの精密機器株や、ENEOS<5020.T>、コスモエネH<5021.T>などの石油石炭製品株も下げている。

 個別では、ティーライフ<3172.T>、萩原工業<7856.T>、ポールHD<3657.T>、若築建設<1888.T>、栃木銀行<8550.T>などが下落。半面、ラクーンHD<3031.T>、クロスキャット<2307.T>、スマートバリュー<9417.T>、MSOL<7033.T>、パイプドHD<3919.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=106円台の前半(前週末4日終値は1ドル=106円16-18銭)、1ユーロ=125円台の後半(同125円69-73銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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