テラが反落、20年12月期第2四半期は赤字幅が前年同期から拡大

株式

2020/9/7 16:29

 テラ<2191.T>が反落し、26円安の1155円を付けた。前週末4日引け後、20年12月期第2四半期(1-6月)の連結決算を発表。赤字幅が前年同期よりも拡大し、嫌気された。

 第2四半期決算は、売上高が3500万円(前年同月比71.3%減)、営業赤字は7億9400万円(前年同期は3億2300万円の赤字)に拡大した。売上高は、主に細胞医療事業において症例数が減少したことが響いた。損益面では、医薬品事業で、すい臓がんに対する再生医療等製品としての樹状細胞ワクチンの承認取得を目指した開発活動を推進したことも影響した。

 20年12月期の業績予想については、現時点で業績に影響を与える未確定な要素が多く、合理的な業績予想の算定ができないとして、非公表を継続している。

 4日の終値は、前週末比11円安の1170円。

提供:モーニングスター社

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