ソフバンGが急騰、Armの全株式のNVIDIAへの売却を材料視

株式

2020/9/14 11:36

 ソフトバンクグループ(ソフバンG)<9984.T>が急騰し、一時583円高の6443円を付ける場面が見られた。14日の取引開始前、同社100%子会社であるSoftBank Group Capital(SBGC)および、ソフトバンク・ビジョン・ファンドが保有する同社100%子会社Armの全株式を、米国の半導体メーカのNVIDIA<NVDA>に対し、取引価値を最大400億ドル(約4兆2000億円)と評価した取引で売却すると発表、買い人気を集めた。

 同社では、当初計画していたArm単独での再上場とNVIDIAとの組み合わせについて検討した結果、後者のほうがArmの潜在的な可能性をより実現でき、同社の株主価値の向上に資すると判断したという。今回の取引は、英国、中国、EUおよび米国を含む必要な規制当局の承認、その他の一般的なクロージング要件の充足を条件とすることから、同取引の完了までには約18カ月を要するとみている。

 前場終値は、前日比555円高の6415円。

提供:モーニングスター社

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