新日本科学が3日続伸、沖永良部島の事業所でニホンウナギのシラスウナギ人工生産に成功

株式

2020/9/16 16:09

 新日本科学<2395.T>が3日続伸し、一時88円高の793円を付けている。16日午前9時、沖永良部島和泊町(鹿児島県大島郡)の事業所で、ニホンウナギのシラスウナギ人工生産に成功したと発表、買い人気を集めた。

 同社によると、沖永良部島事業所では、先ず親ウナギの人為的な催熟を開始。今年の春頃には孵化した幼生仔魚(レプトケファルス)が得られ、これらを継続して飼育したところ、今月で180日齢となり、全長50mmに達したレプトケファルスに変態を促したところ、シラスウナギを得ることに成功したという。これにより、シラスウナギを天然海水で安定的に生産できる環境構築にメドが立ったとして、今後はシラスウナギの生産数を順次増やし、大量生産による事業化に向けた展開を図るという。

 16日の終値は、前日比144円高の849円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ