17日の東京株式市場見通し=反落後、弱含みで推移しそう

国内市況

株式

2020/9/17 7:47

 予想レンジ:2万3200円-2万3500円(16日終値2万3475円53銭)

 17日の東京株式は反落後、弱含みで推移しそうだ。きのう16日は方向感に乏しいなか、小幅反発で取引を終了。引き続き、手がかり材料難のなか、為替相場は、ドル・円が1ドル=104円台の後半(16日終値は105円24-26銭)、ユーロ・円が1ユーロ=123円台の後半(同124円82-86銭)と円高方向に振れている。円高による影響を警戒し、輸出関連銘柄を中心に、軟調な展開が見込まれる。一方、きのう菅新政権が発足し、菅義偉首相は経済・社会のデジタル化を推進する方針を示していることから、DX(デジタルトランスフォーメーション)関連銘柄に関心が向かう場面もありそう。

 16日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、任天堂<7974.T>、三菱UFJ<8306.T>などが、16日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比変わらずの2万3300円だった。(高橋克己)

 17日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 週間の対外対内証券売買契約

・11:30 8月首都圏マンション販売

・黒田日銀総裁会見

・IPO(新規上場)=雪国まいたけ<1375.T>

【海外】(時間は日本時間)

・21:30 米8月住宅着工件数・建設許可件数、米9月フィラデルフィア連銀製造業景況感指数、週間の新規失業保険申請件数

・アジア開発銀行(ADB)年次総会(18日まで)

・英国金融政策発表

・南ア準備銀行金融政策決定会合

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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