17日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、105円の攻防か

為替

2020/9/17 8:32

ドル・円予想レンジ:1ドル=104円50銭-105円50銭

 17日の東京外国為替市場で、ドル・円は1ドル=105円ちょうどの攻防となりそうだ。前日の米国では弱い米8月小売売上高を受けてドル売りが優勢となり、一時105円を割り込んだ。FOMC(米連邦公開市場委員会)の結果が市場の想定通りだったことからドル・円は下げ渋ったものの、戻りは限られており、引き続き株式市場や債券市場をにらみながら神経質な展開が予想される。きょうは日銀金融政策決定会合の結果が公表されるが、サプライズがなければドル・円の下降トレンドを変えるのは難しいだろう。

<主な経済指標・イベント>

国内:日銀金融政策決定会合の結果公表、黒田日銀総裁が会見

北米:米8月住宅着工件数、米8月建設許可件数、米9月フィラデルフィア連銀製造業景気指数

欧州:ユーロ圏8月HICP(消費者物価指数)、英中銀金融政策委員会の結果公表

その他:豪8月雇用統計、SARB(南ア準備銀行)が政策金利を発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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