栄研化学が続急伸、中間配当に増配を予想

株式

2020/9/17 14:28

 栄研化学<4549.T>が続急伸。16日引け後に、これまで未定としていた21年3月期の中間配当予想について、15円(前年同期は13円)と、増配を見込んだことが材料視された様子。株価は前日比62円高の2123円まで値を上げている。

 同社の21年3月期第1四半期(20年4-6月)は、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う各種検診の中断や外来患者数減少の影響を受け、売上高82億1400万円(前年同期比11.0%減)、営業利益10億1600万円(同31.8%減)にとどまったが、「その他(医療機器・遺伝子関連等)については、新型コロナウイルス検出試薬および遺伝子検査装置のけん引で売上高を17億8000万円(同53.0%増)に伸ばしており、中間配当に増配を見込んだことで業績巻き返しへの期待が広がった印象。

 午後2時24分現在の株価は57円高の2118円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ