日経平均は133円程度安、売り先行後はもみ合い商状に=23日寄り付き

 23日午前9時22分すぎの日経平均株価は、前週末比133円程度安い2万3226円前後で推移する。午前9時6分には、同155円81銭安の2万3204円49銭を付けている。現地22日の米国株式は、NYダウが4日ぶり、ナスダック総合指数は5日ぶりに反発したが、東京市場が休場の間に大幅に下落する場面があり、水準を下げていたことから、東京市場も売りが先行したもよう。売り先行後は、もみ合い商状となっている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末18日の大阪取引所終値比335円安の2万2885円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株が下落。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株も安い。大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株も軟調。帝人<3401.T>、東レ<3402.T>などの繊維株や、大林組<1802.T>、大和ハウス<1925.T>などの建設株も下げている。

 個別では、ラサ商事<3023.T>、ザッパラス<3770.T>、光村印<7916.T>、フィールズ<2767.T>、JSP<7942.T>などが下落。半面、ワタベ<4696.T>、DCM<3050.T>、ソルクシーズ<4284.T>、ダントーHD<5337.T>、エスクリ<2196.T>などが上昇している。

 東京外国為替市場は午前9時22分時点で、1ドル=105円台の前半(前週末18日終値は1ドル=104円57-58銭)、1ユーロ=122円台の後半(同123円87-91銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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