今晩のNY株の読み筋=米大統領候補の第1回テレビ討論会を前に様子見か

株式

2020/9/29 17:09

 29日の米国株式市場では、同日午後9時(日本時間30日午前10時)から始まる米大統領候補の第1回テレビ討論会を前に積極的な売買は手控えられそう。NYダウは前週末から戻りを試しているが上昇ピッチはやや速めなうえ、チャート的には週明け28日に開けた「マド」(25日高値の2万7239ドル-28日安値の2万7362ドル)も意識される。重要イベントを前にした手じまい売りに注意したい。

 基本的には様子見ムードが支配的とみるが、取引時間中は米7月S&P/ケース・シラー住宅価格指数や、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁などFRB(米連邦準備制度理事会)関係者の発言機会と、無視できない材料が多く、結果や発言内容次第で神経質な反応もみられそうだ。

<主な米経済指標・イベント>

経済指標=米7月S&P/ケース・シラー住宅価格指数、米9月消費者信頼感指数

イベント=米大統領候補の第1回テレビ討論会

要人発言=ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁、ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、クオールズFRB(米連邦準備制度理事会)副議長が講演、クラリダFRB副議長が討論会に参加

(日付は現地時間)

◎投資関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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