日経平均は124円程度高、買い先行後も堅調な値動きに=2日寄り付き

 2日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前営業日比124円程度高い2万3310円前後で推移する。午前9時6分には、同180円46銭高の2万3365円58銭を付けている。きのう1日は東京証券取引所のシステム障害で、現物株の売買が終日停止となっていたが、現地2日の米国株式が続伸したこともあり、買いが先行。その後も堅調な値動きをみせている。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所終値比25円高の2万3335円だった。

 業種別では、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株や、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株が上昇。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株も高い。三菱UFJ<8306.T>、三井住友<8316.T>などの銀行株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も堅調。7&iHD<3382.T>、ファーストリテ<9983.T>などの小売株や、浜ゴム<5101.T>、ブリヂス<5108.T>などのゴム製品株も上げている。

 個別では、レオパレス<8848.T>、エコーTD<7427.T>、KeePer<6036.T>、ひらまつ<2764.T>、楽天<4755.T>などが上昇。半面、日本エンタ<4829.T>、サクサ<6675.T>(監理)、丸運<9067.T>、ヤーマン<6630.T>、ワタベ<4696.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=105円台の半ば(1日終値は1ドル=105円53-54銭)、1ユーロ=123円台の後半(同123円85-89銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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