商船三井など海運株高い、大型ばら積み船チャーター料が3万ドル台回復、9月底値の2倍超に

株式

2020/10/5 9:32

 商船三井<9104.T>など海運株に買いが先行している。ばら積み船運賃市況の上昇が手掛かりの1つになっているようだ。

 鉄鉱石を運ぶ大型ばら積み船(ケープサイズバルカー)の日建てチャーター料(主要航路平均)は2日に、前日比13%高の3万3066ドルに跳ね上がった。3万ドル台に乗せるのは3カ月ぶりで、9月上旬と比べると2倍以上に高騰している。

 チャーター料と連動する運賃指標のバルチック海運指数(BDI)は同日、前日比プラス8%の2020ポイントに上昇した。BDIの2000ポイント台乗せはおよそ1年ぶり。

 5日は商船三井が前週末比で一時5.1%高の2154円、日本郵船<9101.T>が3.7%高の1898円、川崎汽船<9107.T>が4.2%高の1231円まで買われている。

提供:モーニングスター社

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