7日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、上値重い展開か

為替

2020/10/7 8:33

ドル・円予想レンジ:1ドル=105円00銭-106円00銭

 7日の東京外国為替市場で、ドル・円は上値の重い展開とみる。トランプ米大統領が追加経済対策の協議中止を指示したことから米景気の先行き不透明感を意識したリスクオフのドル売りが優勢となりそうだ。FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨のほか、FRB(米連邦準備制度理事会)関係者の発言も多いため売り買い一巡後は動意薄の展開が予想されるが、東京時間は手掛かり材料が乏しいだけに突発的な材料には敏感に反応しやすいく、体調面も含めてトランプ大統領の動向に関する報道には引き続き注意を払っておきたい。

<主な経済指標・イベント>

国内:8月景気動向指数、黒田東彦日銀総裁が講演

北米:FOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨(9月15-16日分)、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁などが講演

欧州:独8月鉱工業生産、ラガルドECB(欧州中央銀行)総裁が講演、英EU(欧州連合)主席交渉官がロンドンで会談

その他:ポーランド中銀が政策金利発表

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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